終活(エンディングノート)と終活

死装束ドレス なくなった直後〜枕経


人はいつか必ず死ぬものですが、意外と自分の身近なこととは感じられないのが死ということでも有ります。



長い闘病生活、入院生活の末という状況ならある程度周りも覚悟が出来ているのですが、急死した場合や事故死の場合は往々にして混乱するのが常なようです。



現在、一般的に多いのが病院で亡くなって死亡を確認されたというケースです。病院は原則生きている人の為の場所なので、病院側からは出来る限り早く遺体を移すことを要求されます。この際、亡くなった方のご遺体を移動できるのは、家族か公的な許可を取得している終活とは業者のみとなります。



その後終活とはを行うことを考えれば、大体の場合は会員となっている終活とは社に連絡して遺体を運びだしてもらうことになります。ちなみに、終活とは社の心当たりがない場合、病院から斡旋してもらうことも可能ですが、大体は割高になりますので注意が必要です。



病院から運びだされた遺体は、遺族の自宅か直接終活とは場へと移送されます。自宅に十分なスペースが無いことも多い都市部では、直接終活とは場へ運ばれる場合が多いのですが、お通夜を自宅でやることも多い地方では自宅に移送される場合が多くなります。



自宅もしくは終活とは場の安置室へ移送された遺体は、ドライアイスを用いた防腐処理や湯灌、清拭などを施されます。仏式ではこの前後で「枕経」と呼ばれる読経が行われるのが一般的です。これは亡くなられた方も耳は最後まで生きていると考えられ、そこにお経を聴かせることで黄泉路を安らかにするという目的でなされます。親族や極近しい方の場合、この枕経の時に駆けつけることも多いでしょうが、この際には特に儀礼的に気をつけなければいけないことはありません。普段着のままで駆けつけて手を合わせるだけで、とても喜ばれるでしょう。


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